MTBを引っ張り出して、港の見える丘公園へ逃げました。
MTBなら、瓦礫の街になっても走れると判断したからです。
当店は海抜1m。
店の前では警察車両が「大津波警報が出ています!
避難してください!」と拡声器で言い始めたので、
「もう、店は仕方ない!」と言って、MTBで逃げました。
周囲の人や観光客に、避難している様子は全くありませんでした。
きっと東北でも、こんな感じだったのかなぁ〜と。
「逃げなくても大丈夫」と思っていた人は
少なからずいらっしゃったと思います。
みんなが悠長にしている中を必死で逃げるのは、
ちょっと勇気がいります。
なんだかバカみたいだから。
でもこんなときだから、できるだけのことを。
昨夜の地震でも、すぐにヘルメットをかぶり、
避難リュックを背負って、高台に逃げました。
本当にバカみたいでした。
でも、やるだけのことはやろうと思うんです。
昨日は避難経路のシミュレーションにもなりました。
一時避難場所に決めていた公園は、夜間は閉まっていることも知りました。
どれくらいで避難の準備ができるか、
また、今のままでは足りないものもわかりました。
今日も、リュックを背負い、MTBで家へ帰ります。
明日もそうします
