「無添加はかえって危ない」
まぁ、物事なんでもそうですけど、
「表」がいいという人がいたら、
かならず「裏」がいいという人もいて、
特にみんなが「間違いない」と思っていることの逆説をいうと、
注目も浴びるし、TVだったら視聴率も増えるし、
本だったら売れるわけです。
ただ、この本の中身は「なるほどなーーー」と思えることがあって、
たとえば「“オーガニックだから健康に良い”は
科学的な根拠ナシ」という部分なんか、
勝手に、何の疑いもなく、
「オーガニックだから健康に良い」と思い込んでいた自分に気がついたり。
まぁ、何かしら体にいいのかもしれませんけど…。
うちの父は少しですが野菜を作っていて、
それがどうやら無農薬らしいのですが、虫がスゴイ!
ホウレンソウなんか虫食いだらけ。
「それだけおいしいんだ」と言いますが、
虫食いだけなら目をつむるとしても、
葉の裏側に虫の卵がズラリと並んでいると、
これはもう、「農薬使ったキレイな野菜を食べたーーい!」と思います。
何事も、中庸がいいんですね。
自分の人生をどんなふうに生きるかを決めるポイントは、
まず、「笑顔でいられるか」、「幸せか」を問うようにしています。
オーガニックの野菜を食べて、「あぁ、幸せー」と思えばOK。
逆にこだわりすぎて、外食もできない、食費がかかってほかに趣味も持てない、
いつも血眼になってオーガニック商品を探す…なんてなったら、
それは、「自分で自分の人生を生きにくくしているだけでは…?」と思ってしまいます。
その点、BT店主は「人生を生きやすくするコツ」を心得ていて、
それを私に教えてくれた人です。
中庸で、笑顔で、幸せで…、
そういうふうに、ずっと言ったいられたら、本当にいいな

バイクタウンプラス店主より